アソビトのシェードの特長は、「どこに日陰をつくるか」ではなく「どんな居場所をつくりたいか」から形状を選べる点にあります。
日差し対策として日陰を“置く”のではなく、
人の動きや滞在の仕方・関わり方を想像しながら、空間の一部として“影のかたち”を計画する。
それが、アソビトの基本的な考え方です。
主な形状バリエーションとその使われ方
■ 正方形・長方形タイプ(スクエア、レクト)
正方形・長方形のシェードは、安定感があり、視覚的にも落ち着いた印象を与える形状です。
ベンチやテーブル、見守りスペースと組み合わせやすいことや、
視線が集まりやすく、拠点になりやすいといった特徴があります。
公園や広場の中では”とりあえずここで休む・自然と人が集まる”中心的な居場所になりやすいのが、このタイプです。
休憩・見守り・会話・ちょっとした待ち合わせなど、ちょっとした滞在時間が生まれます。
■ 三角形・多角形タイプ(トライアングル、ヘキサ、ヒップなど)
三角形や多角形のシェードは、方向性のある形が空間に動きやリズムを与えます。
動線の途中や、遊具同士をつなぐ位置に配置しやすく、日陰の輪郭が固定されすぎず、軽やかな印象を与えてくれます。
このタイプは、遊びの流れの中にさりげなく影を差し込むことができるので、
動き続ける空間の中で、余白をつくる役割を担います。
■ セイル・ハイパーボリック系(曲面タイプ)
セイルやハイパーボリック系のシェードは、布の張力を活かしたやわらかく揺らぎのある形状が特徴です。
直線ではなく、なだらかなカーブが生む影は、空を切り取るようなランドスケープ的な効果をもたらします。
公園全体の印象づくりにも影響させることができます。
時間帯や太陽の角度によって、影の表情が少しずつ変わるのもこのタイプならではです。
居場所そのものというよりも、場のスケール感や雰囲気を整える背景のような役割を果たします。
支柱の構成も空間を左右する
シェードの印象や使われ方は、布の形だけでなく、支柱(脚)の本数や配置にも大きく影響されます。
アソビトのシェードは、1脚~6脚のものがあり、脚数にも選択肢があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
■ 支柱が少ないタイプ
・視界が抜けやすい
・動線を妨げにくい
・遊びの中に溶け込みやすい
■ 支柱が多いタイプ
・構造的に安定感が増す
・空間の「拠点性」が高まる
・滞在を前提とした居場所になる
「遊びを妨げないこと」と「居場所として成立すること」。
そのどちらを優先するかは、敷地条件や想定される使われ方によって変わります。
この微妙なバランスを調整できることも、アソビトのシェードの大きな特長です。
まとめ:シェードの形状は”使われ方”をつくる
アソビトのシェードにおける形状の違いは、
単なるデザインバリエーションではありません。
人が集まるのか、動き続けるのか、風景の一部として馴染むのか。
その場所で、どんな時間や関係性が生まれるのかを、想像して設置するものです。
「どの形を選ぶか」は、「この場所をどう使ってほしいか」を考えること。
アソビトは、形状の選択を通して、空間づくりそのものに寄り添います。
